萌えぎ屋萌えぎ屋

夢和菓子 萌えぎ屋
☎・FAX 011-786-8696
札幌市東区東苗穂3条2丁目4-31
営業時間:午前10時〜午後7時
定休日なし(元旦のみ休み)

萌えぎ屋

妖精の住む街 案内人

案内人 福原 信幸

こんにちは「妖精の住む街」の案内人です。
こちらのページでは「妖精の住む街」のあれこれをご紹介していきたいと思います。
おいそがしい時間のあい間に、ちょっと一息して読んで頂けたら嬉しいです。

「妖精の住む街」の伝説

妖精の住む街にはさまざまな伝説や言い伝えがあります。
本日は「コロポックル」のお話」です。

「コロポックル」のお話

「コロポックル」は蕗の下に住む小さな人です。むかしむかし、この街に暮らす人々に大飢饉が襲いかかり、多くの人が亡くなりました。誰もがこれからどうしようと途にくれていた時、誰かが家々に毎晩貴重な食べ物を投げ入れてくれました。人々は、きっと神様が助けてくれたと感謝しましたが、あるいたずらな人が、「この目で神様を見てみたいものだ」と考え、息をころして家の入り口で待ち構えました。街が寝静まったころ、小さな足音とともに、食べ物が投げ込まれました。今、とばかりに、送り主の腕をつかむや否や、家の中に引き入れると、なんと身のたけ50センチほどの美しい女性でした。コロポックルは恥ずかしそうにうつむくと、男の腕をくぐり抜け、いずこともなく去っていきました。それからは二度と街の人々の家に食べ物が届けられることはなく、人々はまた、つらい毎日にもどることになりました。今でも、この街の丘陵にはコロポックルがひっそりと住んでいるそうです。